日常生活を楽にする工夫と在宅ケアについて
はじめに
パーキンソン病による手足のふるえや動作のしにくさ、身体のこわばりでお困りではありませんか?
また、ご自宅で介護を続けているご家族様の中には、「転倒が心配」「移動や着替えの介助が大変になってきた」と感じている方も少なくありません。
前回の第1弾では、パーキンソン病の基本的な病態や東洋医学から見た身体の捉え方についてお伝えしました。
今回は、日常生活を少しでも快適に過ごすための工夫やセルフケア、訪問鍼灸によるサポートについてご紹介します。
パーキンソン病で起こりやすい運動症状と日常生活への影響
パーキンソン病は、中脳の黒質にあるドパミン神経細胞が減少することで運動の調節が難しくなる進行性の神経変性疾患です。
静止時振戦(手足のふるえ)
安静時に手足が細かく震える症状です。
筋固縮(筋肉のこわばり)
筋肉や関節が硬くなり、身体をスムーズに動かしにくくなります。
無動・徐動(動作が遅くなる)
動き始めに時間がかかり、歩幅や動作が小さくなります。
姿勢反射障害(転倒しやすくなる)
身体のバランスを崩した際に立て直しが難しくなり、転倒リスクが高まります。
日常生活で起こりやすいお悩み
- すくみ足で歩き出せない
- 小刻み歩行になってしまう
- ベッドから起き上がりにくい
- 着替えやボタンかけが難しい
- 外出機会が減ってしまった
動かないことで起こる悪循環(廃用症候群)
パーキンソン病では動きにくさから活動量が減少しやすくなります。
その結果、
「動きにくい」 ↓ 「動かなくなる」 ↓ 「筋力が低下する」 ↓ 「さらに動きにくくなる」
という悪循環に陥ることがあります。
生活の質(QOL)を維持するためには、お薬による治療とあわせて無理のない範囲で身体を動かすことが大切です。
パーキンソン病による歩行障害やすくみ足への対策
リズムを利用して歩く
運動のリズムを作るために外部からの刺激を活用します。
掛け声を利用する
「イチ、ニ、イチ、ニ」と声を出しながら歩く。
床に目印をつける
テープなどで線を作り、その線をまたぐように歩く。
音楽やメトロノームを活用する
一定のリズムに合わせて歩くことで歩行を助けます。
起き上がり・立ち上がりの工夫
立ち上がる際は、
- 足をしっかり引く
- 重心を前に移動する
- 手や膝を使いながら立つ
ことを意識しましょう。
ベッドから起き上がる際は、
- 横向きになる
- 足を下ろす
- 手で支えて起き上がる
という流れがおすすめです。
呼吸と胸のストレッチ
前かがみ姿勢になりやすいため、胸を開くストレッチと深呼吸を取り入れましょう。
訪問鍼灸によるパーキンソン病へのサポート
訪問鍼灸は病気そのものを治療するものではありません。
身体の緊張を和らげ、日常生活を送りやすい状態づくりを目指します。
東洋医学的な全身調整
脈やお腹の状態を確認しながら、お身体全体のバランスを整える施術を行います。
筋肉や関節のこわばりへのケア
首・肩・背中・足などの緊張が強い部位に対して施術を行います。
非運動症状へのサポート
パーキンソン病でみられる
- 冷え
- 便秘
- 睡眠のお悩み
- 疲労感
- 不安感
などにも配慮しながら施術を行います。
機能訓練との併用
身体を動かす機会を作る
施術後にストレッチや関節運動を行い、活動量の維持を目指します。
歩行訓練や立位練習
患者様の状態に合わせて無理のない範囲で行います。
転倒予防への取り組み
身体機能の維持を通じて転倒リスクの軽減を目指します。
ご家族様の介護負担軽減のために
ご家族様にとって移乗介助や着替え介助は大きな負担となることがあります。
訪問鍼灸では患者様だけでなく、ご家族様からのお悩みやご相談にも対応しております。
介助負担の軽減
転倒予防へのサポート
介護に関する相談対応
こんなお悩みはありませんか?
✅ 最近すくみ足が増えてきた
✅ 転倒が心配
✅ 歩幅が小さくなった
✅ 起き上がりが難しい
✅ 通院が困難になった
✅ 介護負担が増えている
ひとつでも当てはまる方は、お気軽にご相談ください。
医療保険を利用した訪問鍼灸について
医療保険で利用できる場合があります
介護保険との併用が可能です
医師の同意書取得をサポートします
主治医・ケアマネジャーとの連携を大切にしています
まずはお気軽にご相談ください
パーキンソン病によるお身体の不調や、ご家族様の介護負担に関するお悩みを一人で抱え込む必要はありません。
当院では患者様お一人おひとりのお身体の状態や生活環境に合わせた訪問鍼灸・機能訓練をご提案しております。
「訪問鍼灸は受けられるの?」 「まずは話だけ聞いてみたい」 「家族の状態でも対象になる?」
そのような方も大歓迎です。
無料体験施術・事前相談を随時受け付けております。どうぞお気軽にお問い合わせください。

